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遠野 秋葉


ほのかに赤みがかかった黒髪が座敷にちらば
る。
白く、か細い四肢が横たわって、黒髪の艶をより
いっそう引き出している。

――黒い髪。
  横たわる秋葉は紅い花のようだった。

「兄さん、わたし………」
顔をそらして秋葉は囁く。
さっきから、秋葉は俺と目を合わせようとはしな
い。
「……その、初めてだから―――」
ごにょごにょ、と聞取れ無くなっていく秋葉の声。
…ほんとうに。恥ずかしがり屋なのか、それとも気
丈なのか秋葉はわからなくてむずかしい。
先ほどまで。
つま先から足を舐めあげて、そこから秋葉の大
事なところを丹念に舌で濡らしても、秋葉は声を
あげなかった。
ただ、押し殺した声のかわりにとくん、とくん、と体
がふるえるだけで。
こうして服をすべて脱がせて床に寝かせても、秋
葉は持ち前の気丈さを崩さない。
けれど、隠してもわかる。
秋葉の呼吸は言葉なんかより、ずっと可愛い。
「秋葉のここ、もうこんなになってる」
ぐちゅ。
わざと大きな音をたてて、秋葉の秘所に指をさし
いれる。
「―――――ん」
顔をそむけて、耳まで真っ赤にして、秋葉は感覚
に身もだえする体を抑える。
ぎり、と秋葉は唇をかんで、必死に声を殺してい
る。
「そっか。むかしっから秋葉は我慢強かったもん
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